大麻陽性反応で捜査を受けている韓国の俳優ユ・アインをモデルに起用しているファッション業界が、広告やイメージ画像の削除に追われている。
2021年からモデルに起用しているファッション通販ムシンサは、ホームページとSNSに掲載していたユ・アインのイメージをすべて取り下げ、ムシンサスタンダード江南店でもイメージを消した。現在は警察の捜査を見守っている状態で、今後について、ムシンサ関係者は「総合的に検討中」と説明した。
昨年9月にユ・アインを広告モデルに抜てきしたアウトドアブランド「ネパ」はユ・アイン関連マーケティングを中止し、関連のパンフレットや映像を全て引っ込めた。ネパは「公式な調査結果を待っており、さまざまな事案を総合的に検討している」と述べるにとどめた。
ファッション業界のほかにも「チョングンダン健康」「オットギ」など、ユ・アインを広告に使っている流通業者らはホームページ、ユーチューブなどに掲載していたユ・アインの写真をすべて取り下げた。
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