韓国のガールズグループBLACKPINK（ブラックピンク）のロゼが、ポップスターのブルーノ・マーズと共作した楽曲「アパート（APT.）」のミュージックビデオ（MV）制作秘話を明かし、注目を集めている。
JTBCのニュース番組「ニュースルーム」に12月1日出演したロゼは、世界を席巻した「アパート」について語った。
ロゼによると、この楽曲は韓国の伝統的な飲み会ゲーム「アパートゲーム」に着想を得たという。「海外でアルバム作業をしている時、外国人の友人たちに『韓国の飲み会ゲームを教えてあげる』と言って、このゲームを紹介しました。みんなすごく盛り上がってくれて、それをきっかけに『アパートで楽しく遊ぼう』という物語に発展しました」と説明した。
ロゼはブルーノ・マーズとのレコーディング作業について「大声で叫ぶように歌ってみたら、ブルーノが『遠くにいる人に向かって“待ってて！今向かってるから！”と叫ぶように歌って』と言いました。恥ずかしがっていたら、『君、今まで誰かを口説いたことないでしょ？』なんて言われて笑っちゃいました」とエピソードを語り、スタジオの笑いを誘った。
さらに、ブルーノがMVのビジュアルやコンセプトについても明確なアイデアを持っていたことを明かし、「背景をピンクにすると素敵だと言って、参考映像を送ってくれました。衣装や映像の世界観についても詳細に考えていて、とても学ぶことが多かったです」と語った。
MVの中でブルーノが太極旗（韓国国旗）を振るシーンについても、ロゼは裏話を披露した。「ある日ブルーノが笑顔で『太極旗を振ると絶対に面白いよね』と言っていました。韓国の人たちが喜ぶと思って準備したそうで、ツアー中にわざわざ太極旗を購入したそうです」と話した。
また、MVの中でロゼがブルーノにほっぺにキスするシーンについてもコメントした。「ブルーノが『キスシーンが必要だからお願い』と言ってきたんです。私が『なぜ私がしないといけないの？』と聞いたら、ブルーノが『僕がする方がもっと変だと思う』って言ったんです」と笑いながらエピソードを語った。
ロゼは12月6日に発売される初のソロフルアルバム「Rosie」について「友人や家族から『ロージー』と呼ばれていることにちなんで名付けました。このアルバムは、自分に正直な音楽を作りたいという思いから始めました。私自身が聞いて癒される曲であれば、他の人にも癒しを届けられるのではないかと思います」と語った。
さらに、BLACKPINKとしての活動にも触れ、「来年、アルバムを出してツアーをする予定があります」と述べ、今後の展望を明らかにした。
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