韓国のアイドルファン御用達のアルバム流通会社「シンナラレコード」が、カルト宗教団体「アガドンサン」の教主、キム・ギスン氏が会長を務める会社であることがわかった。アイドルファンの間で困惑が広がり、インターネットを中心にシンナラレコードに対する不買運動に発展している。
韓国のカルト宗教「キリスト教福音宣教会(JMS)」のチョン・ミョンソク総裁の性犯罪疑惑を扱った米動画配信大手ネットフリックス(Netflix)ドキュメンタリー「すべては神のために:裏切られた信仰」のうち、今月3日に公開されたエピソード5~6で、シンナラレコードへの言及があった。そこでは、キム・ギスン氏の主な収益源がシンナラレコードの前身であるシンナラ流通だと指摘されていた。
アガドンサンは1982年、収益を確保するため「シンナラレコード物流」を設立し、ここがシンナラレコードの母体になっている。現在もキム・ギスン氏がシンナラレコードの会長を務めている。シンナラレコードとアガドンサンの関係は、以前からファンの間では広く知られていた。
ドキュメンタリーの公開を受け、インターネットを中心にシンナラレコードに対する不買運動が広がり始め、これが通話アプリ「カカオトーク」にも飛び火している。
カカオトークでアルバムを購入すると、一部に流通会社が「シンナラレコード」と出てくる。アフターサービスや不良品の受け付けもシンナラレコード側で担当しているためだ。
あるツイッターユーザーはファンに向けて「歌手別にランダムに押してみると、流通会社はシンナラレコードだ。カカオトークでアルバムを購入するな」と訴えた。このツイートは30万5000人に共有され、700回以上も引用されてファンの間で広がっている。
カカオ関係者は「カカオがシンナラレコードを流通会社に定めたわけではなく、アルバム販売製造業者が流通会社としてシンナラレコードを定めている。カカオに権限はない」と説明している。
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