2025 年 2月 19日 (水)
ホームエンターテインメント韓流アイドルの弔花、与野党政治家の参列「まるで特権階級」…漫画家の遺族批判が物議

韓流アイドルの弔花、与野党政治家の参列「まるで特権階級」…漫画家の遺族批判が物議

オンラインコミュニティより(c)news1

韓国・大田(テジョン)で、刃物で襲われて死亡した小学1年、キム・ハヌルさん(8)の事件をめぐり、ウェブ漫画家ユン・ソイン(尹瑞寅)氏が遺族を批判するような文章を投稿し、波紋を広げている。

ハヌルさんは今月10日午後、校内で、教師の女性(40代)に刃物で刺されて死亡した。ハヌルさんの父親が11日、娘の夢がアイドルになることだったと明かし、ハヌルさんが普段からアイドルグループIVE(アイヴ)を好んでいたことが知られるようになった。IVEの所属事務所はハヌルさんの祭壇に弔花を送った。

また、父親は「与野党代表の方々、来てください。ハヌルが旅立つ姿を見守り、私の話を聞いてください」「国のために働く方々に“ハヌル法”を作ってほしい。ハヌルを忘れず、こんな悲劇が再び起こらないようにしてほしい」と訴えた。

これを受け、最大野党「共に民主党」のイ・ジェミョン(李在明)代表やウ・ウォンシク(禹元植)国会議長、与党「国民の力」のクォン・ヨンセ(權寧世)非常対策委員長ら、与野党の政治家らが次々に葬儀場を訪れ、哀悼の意を示した。

こうした状況に対し、ユン・ソイン氏は12日、自身のフェイスブックに「亡くなった子は確かに気の毒だが、それにしてもこれはちょっと……。まるで特権階級のようだ」と記した。さらに「(IVEメンバーの)チャン・ウォニョンが弔問に行ったら、今後、子どもを亡くした親たちは競い合って有名人を呼ぶようになるだろう。葬儀場は大混乱になる」と書いた。

ユン・ソイン氏はコメント欄でも「それでもユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領を呼べとは言わないんだな」「自分の子の名前を冠した法律ができれば気が晴れるのか?」などと書き込んでいる。

(c)news1

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