韓国の女性グループ「BLACKPINK(ブラックピンク)」のリサが最近、米国でパフォーマンスを披露した際、「リップシンク」(音源にあらかじめ録音された歌に合わせて、口を動かすこと=口パク)ではないかと指摘され、騒動になっている。
リサは米ニューヨークのUBSアリーナで11日開催された「2024MTVビデオ・ミュージック・アワード」にソロで出演した。ソロ曲「New Woman」と「Rockstar」を披露し、「Rockstar」で「ベストK-POP賞」を受賞した。
ところがリサのパフォーマンス後、X(旧ツイッター)では「リサのパフォーマンスはすべてリップシンクだった」と指摘され、ネット上では「米国の舞台でリップシンクをするとは」「詐欺師だ」「唇がほとんど動いていない」といった否定的な意見が寄せられた。
一方で、リサのファンらが現地からの映像を公開したうえで「リサの息遣いや歌声が明確にわかる」と反論した。その映像を確認すると、AR(伴奏とボーカルが録音された音源)が流れているものの、リサがライブでパフォーマンスしていることが確認できたという。
映像を見たネットユーザーらは「踊りながらあれだけのライブができるとは思わなかったのだろう」「リサの実力を証明したようだ」「音源が多く使われていたようだ」といった反応を示した。
ただ、海外メディアが酷評したのは、リップシンクではなく、別の観点からのパフォーマンスだ。米タブロイド紙ニューヨーク・ポストは、リサのパフォーマンスを「最悪(Worst)」としたうえ「どうして招待されたのか疑問だ」と報じ、ビルボードは「チャレンジは良かったが、失敗した舞台だ」と評価した。
(c)MONEYTODAY