
ソウル市は12月12日、市内の古宮(元王宮)周辺にある韓服レンタル店のうち、無許可で美容サービスを提供していた10店舗を行政指導したと発表した。
「無免許で観光客向けのヘアメイクをしている店がある」との通報が寄せられ、市が10月から11月にかけて38店舗を調査した。
その結果、10店舗が届け出をせずに美容器具を備え、2万~4万ウォン(約2120~4240円)のレンタル料金に加え、5万~10万ウォン(約5300~1万600円)のヘアメイク代を受け取っていた。
韓国の公衆衛生管理法では、無許可・無届けでの美容行為に対して1年以下の懲役または1000万ウォン(約106万円)以下の罰金が科される。
ソウル市は「無免許の施術は観光客の健康と安全を脅かす」として、市民に対し不審な営業行為の通報を呼びかけている。
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