2026 年 4月 10日 (金)
ホーム社会韓国Z世代に広がる新SNS「セットログ」…リアルタイム共有が生む新たな交流

韓国Z世代に広がる新SNS「セットログ」…リアルタイム共有が生む新たな交流

今回の取材に協力してくれたユーザーらが、起床と同時に一日の最初の出来事を撮影し、共有している(c)NEWSIS

起床から就寝までの一日を短い動画でリアルタイムに共有する新たなSNS「セットログ(SETLOG)」が、韓国のZ世代(1990年代半ばから2010年代前半の生まれ)を中心に急速に広がっている。編集や加工を一切施さない“ありのままの生活”を共有する点が特徴だ。

業界によると、このアプリは6日時点で米アップルのアプリストアにおけるソーシャルネットワーキング部門で人気ランキング1位を記録した。検索数も急増しており、関心の高さがうかがえる。

最大の特徴は、決められた時間に撮影するというルールにある。ユーザーは指定されたタイミングで約30秒の動画を撮影し、それらが友人の動画と同期され、一つのコンテンツとしてまとめられる仕組みだ。

従来のVlogのような編集作業が不要なため、制作の負担が大きく軽減される。リアルタイム性を重視するサービスであるBeRealやLocketの流れをさらに発展させた形といえる。

実際の利用者からは好意的な反応が多い。大学生は「自分の一日を振り返るのが楽しい」と語り、海外に住む学生は「離れた友人の生活をリアルタイムで見られる点が良い」と評価する。

一方で、「通知が負担になる」「プライバシーが気になる」といった懸念も指摘されている。それでも「他人の今をのぞく面白さ」が支持を集めている。

運営側は「親しい友人同士の距離を縮めることが目的」と説明しており、現在は1日に数百万本の動画が共有されているという。すべての動画は暗号化されており、安全性にも配慮しているとしている。

加工されていない日常をそのまま共有する文化は、Z世代特有の価値観を反映したものだ。同じ時間を共有する感覚が、「離れていてもつながっている」という新たな関係性を生み出している。

(c)NEWSIS

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