2025 年 1月 11日 (土)
ホーム社会韓国Z世代が考える「新入社員の適齢期」…女性30歳・男性32歳

韓国Z世代が考える「新入社員の適齢期」…女性30歳・男性32歳

(c)news1

韓国のZ世代(1990年代半ばから2010年代前半の生まれ)の求職者が考える新入社員の年齢上限が、女性30歳、男性32歳であることが、教育関連企業「進学社キャッチ」の調査でわかった。

同社はZ世代2492人を対象に「新入社員採用年齢の上限」に関する調査を実施した。それによると、Z世代が考える新入社員の年齢上限は、女性が30歳、男性が32歳で、平均31歳だった。これは、前年の調査での平均30歳と比較して1歳増加している。

また57%が「上限がある」と答えた一方、「上限はない」と答えた割合も43%に達した。2021年の調査では「上限がある」は79%だったが、2023年66%、今回57%と、この3年間で22ポイントの減少が見られた。就職活動の長期化により、新入社員の年齢制限に対する認識が緩和されているとみられる。

Z世代が年齢にプレッシャーを感じる理由としては「社会が適齢期を定めていると思うから」が36%と最も多かった。これに「実際に求人広告で年齢制限があるから」(28%)▽「上司より年齢が高いと好まれないと思うから」(19%)▽「面接で関連する質問を受けたから」(8%)▽「同世代に遅れている気がするから」(同)――などが続いた。

進学社キャッチのキム・ジョンヒョン部門長は「最近、就職活動が長期化する中で、年齢に関する制限や認識が急速に変化している。求職者は年齢よりも、準備期間中にどれだけ成長したかを強調し、自分の能力をアピールすることが重要だ」と述べた。

(c)KOREA WAVE

RELATED ARTICLES

Most Popular