韓国LG生活健康は5日、アマゾンで実施されたブラックフライデーイベントで、前年比156%の売り上げ増を記録し、過去最高の成果を達成したと発表した。この成功は、K-Beauty(韓国化粧品)の人気が北米市場でさらに広がり、同社製品の競争力が認められた結果と分析されている。
ブラックフライデーでの売り上げ増を牽引したのは、LG生活健康の主要ブランド「The Face Shop」「belif」「CNP」だった。
特に「The Face Shop」の「米泔水(Rice Water Bright)」ラインが148%の成長を達成。このラインの製品は、アマゾンの各カテゴリーで▽米感水クレンジングフォーム:洗顔部門7位▽米泔水クレンジングオイル:メイク落としオイル部門3位▽米泔水デュオセット:スキンケアセット部門3位――などの順位を記録した。
「belif」では、新製品「アクアバームアイジェル」がアイトリートメントジェル部門で4位にランクインし、ブランド全体で116%の成長を牽引した。
この製品は2023年8月に北米の高級コスメセレクトショップ「セフォラ」で発売され、アイケア部門の1~2位をキープしている。また、ロングセラー商品「モイスチャライジングアイバーム」の売り上げも昨年のブラックフライデー比で2倍以上に増加した。
「CNPプロポリスリップセリン」は、アマゾンの「リップバター」部門で25週連続1位(2023年11月30日時点)を記録。この製品は北米市場向けに3種類の新しい香りを発売し、アマゾン北米チャンネルでの存在感を高めている。
初めてブラックフライデーに参加した高級オーラルケアブランド「ユシモル(Euthymol)」は、アマゾンの歯磨き粉部門で国内オーラルケアブランドとして唯一トップ10入りを果たした。
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