2024 年 12月 22日 (日)
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韓国IPTV加入者2000万突破

KTの新しいIPTVブランド「ジニー(Genie)TV」(記事の内容と関係ありません)(c)NEWSIS

韓国通信3社がケーブルテレビ買収後、勢いを増している。IPTV(インターネット経由で視聴する有料放送)中心の加入者が増加し続け、有料放送市場を支配しつつある。特に通信3社(KT、SKブロードバンド、LGユープラス)IPTV加入者数が初めて2000万人を突破し、ケーブルテレビとの加入者数の差は700万人以上に拡大した。

科学技術情報通信省はこのほど、総合有線放送(SO)、衛星放送、IPTVを利用して放送サービスを提供される加入者の現況を調査した。

今年上半期の6カ月平均の有料放送加入者数は3600万5812人で、昨年下半期比37万人増となった。事業者別では▽KTが858万6837人(23.85%)▽SKブロードバンドが624万8035人(17.35%)▽LGユープラスが536万8579人(14.91%)▽LGハロービジョンが374万3550人(10.40%)▽KTスカイライフが297万7656人(8.27%)▽SKブロードバンドケーブルが284万6714人(7.91%)――の順だった。

メディア別に見れば、IPTVは2020万3451人(56.11%)、ケーブルテレビ1282万4705人(35.62%)、衛星放送297万7656人(8.27%)の順でIPTV加入者数が初めて2000万人を超えた。

特に2017年11月にIPTV加入者数がケーブルテレビを上回って以来、IPTVは増加を続ける一方、ケーブルテレビは減少傾向にある。IPTVとSO間の加入者数の差は、今年上半期で約738万人に拡大した。

グループ会社別に見ると、KT系列(KT+KTスカイライフ+HCN)のシェアは35.65%で、昨年下半期より0.07%増えた。LG系列(LGユープラス+LGハロービジョン)は25.31%で0.02%減少した。IPTVとケーブルテレビを合わせたSKブロードバンド系列は25.26%で0.24%増加した。

これを見ると、昨年下半期よりLG系列とSK系列の差が縮まった。当時は0.3%の差があったが、今年上半期にはSKブロードバンドが善戦し、0.05%となっている。

(c)NEWSIS

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