
韓国の美容機器メーカー「APR」はこのほど、同社の美容デバイスブランド「メディキューブ AGE-R(エイジアール)」の世界累計販売台数が2025年9月末時点で500万台を突破したと発表した。
この成果は、2021年3月に初の製品「ダーマEMSショット」を発売してから約4年6カ月での達成だ。特に、2024年末に累計販売300万台を突破してから、わずか9カ月で200万台を追加販売するという急成長を遂げた。
成長を最もけん引したのは主力製品「ブースタープロ」で、同製品の世界累計販売台数は200万台を突破。ブランド全体の拡大に大きく貢献した。500万台のうち海外での売り上げ比率が過半数を占めており、特に日本と米国市場で顕著な伸びを見せている。
同社は、こうした成果について美容機器事業への先制的な投資と体系的な構造整備の結果だと説明する。2023年10月に「ブースタープロ」の発売を契機に、自社生産工場「APRファクトリー」の稼働を開始し、企画・研究開発・生産・流通の全工程を自社で完結させるバリューチェーンを国内美容企業として初めて内製化した。
これにより製品品質と生産効率の向上を実現し、安定した供給網を基盤にグローバル市場への展開を加速している。その後も「ウルトラチューン40.68」「ハイフォーカスショット」「ブースタープロミニ」「ブースター振動クレンザー」「ブースタープロミニプラス」「ハイフォーカスショットプラス」など、ラインアップを継続的に拡大してきた。
製品の安全性にも注力しており、2025年7月には国際電気機器認証制度のCB認証に加え、欧州CE EMC、米国FCC、韓国KC認証など、主要な電磁波関連の安全基準をすべてクリアした。
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