
グローバル事業の好調を追い風に、韓国の化粧品・美容機器メーカー「APR」が大幅な増益を記録した。2025年の連結営業利益は3654億ウォン(約388億円)となり、前年から198%増加して過去最高を更新した。売上高も1兆5273億ウォン(約1624億円)と、前年比111%の伸びを示した。
四半期ベースでも勢いは際立つ。2025年10~12月期の連結売上高は5476億ウォン(約582億円)で、四半期として最高水準となった。営業利益は1301億ウォン(約138億円)に達し、前年同期比228%増と急拡大した。
とりわけ海外売り上げが成長をけん引した。同四半期の海外売上高は4746億ウォン(約504億円)で、前年同期比203%増。全体に占める比率も87%まで広がり、海外市場主導の規模拡大が鮮明となった。
事業別では化粧品が突出した伸びを示した。主力商品のラインアップ拡充が奏功し、10~12月期の化粧品売上高は4128億ウォン(約439億円)と、前年同期比255%増。日本や米国を中心に「メディキューブ」の認知が広がり、年間の化粧品売上高は1兆ウォン(約1063億円)に到達した。
美容機器も堅調だ。販売地域と流通チャネルの多様化を進め、10~12月期は1229億ウォン(約131億円)、通期では4070億ウォン(約433億円)を計上した。年末には「ハイ・フォーカス・ショット・プラス」や「ブースターVローラー」といった新製品を投入し、プレミアムな家庭用美容需要を取り込んだ。
海外全体の通期売上高は1兆2258億ウォン(約1303億円)で、前年比207%増。売り上げ構成比は前年の55%から80%へと大きく上昇した。日本や米国で最高実績を更新したほか、欧州などでも安定した成果を積み上げ、地域分散が進んだ。
同社は2026年も、化粧品と美容機器を軸にグローバル拡張を継続する構えだ。市場動向に即した新製品を継続的に投入し、世界各地でオンライン・オフラインの両面から販売網を強化する方針という。
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