韓国で先月、30代の女性就業者が前年比11万4000人増え、17年5カ月ぶりの増加幅を示した。女性の経済活動参加の拡大を反映する一方、未婚で働きに出る女性や、子どもを持たない共働きの既婚女性が多いことを反映しているとみられる。
統計庁の10月の雇用動向によると、30代女性就業者は224万人で、前年より11万4000人(5.4%)増えた。これは2006年5月(11万9000人)以来17年5カ月ぶりの増加幅だ。また、30代女性の雇用率は69.4%で、前年より4.2ポイント増えた。
30代女性の就業者数が前年同月比で過去最も増えたのは1987年3月の22万4000人。逆に減少幅が最大だったのは通貨危機直後の1998年11月の20万7000人(-8.9%)減だった。
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