
韓国で有名になった“幼児ユーチューバー”が、出会った人から頻繁に接触を求められるようになり、幼児の親がSNSで自粛を要請する事態に発展している。
このユーチューバーは登録者数80万人を誇る3歳「テハ」。母親が最近、SNSを通じて「テハに直接触れたり、写真を求めたりしないようお願いする」と呼びかけた。
テハの母親が運営するチャンネル「テヨミネ」のSNS投稿には「最近、テハに会った喜びからあいさつや写真撮影を求める方が増えている。テハに突然触れたり、大声を出したり、写真を求めたりするのは控えてほしい」と記されている。
見知らぬ場所で突然話しかけられ、テハが戸惑う場面が増えているという。母親は「皆様の好意がテハにとって恐怖になるのではと心配なので、お願いする」と理解を求めた。
そのうえで「遠くからのあいさつや手を振る行為は歓迎する」「母親や父親にはどんどん声をかけてほしい」とも呼びかけた。
これに対し、視聴者からは「今こそメディア露出を再考する時期ではないか」「有名になれば失うものもある。子どもの将来を考え、両親が慎重に判断してほしい」といった意見が寄せられた。
昨年11月には、娘との日常を発信していた登録者88万人の人気ユーチューバー「ジンジョンブブ」が活動を終了している。娘が注目されることで人格形成に影響が出ることを懸念したという。
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