2026 年 3月 4日 (水)
ホームライフスタイル韓国20~30代に“よもぎ灸”ブーム…治療から体験型ウェルネスへ拡大

韓国20~30代に“よもぎ灸”ブーム…治療から体験型ウェルネスへ拡大

よもぎ灸の施術イメージ (c)MONEYTODAY

韓国の20~30代の間で、よもぎ灸(もぐさ灸)が新たな健康トレンドとして浮上している。これまで中高年層が中心だったが、最近は冷え性や生理痛、むくみ対策を求める若い女性やカップルへと広がり、“変わり種デート”としても注目を集めている。

データ分析企業バイブカンパニーによると、2026年1月から2月22日までにSNSやユーチューブで「よもぎ灸」が言及された件数は378件に上った。1月中旬以降に急増したという。検索データでも、2025年は月間7000~1万件程度だった関連検索数が、2026年1月には1万9300件、2月は推定3万3000件に達する見込みで、前年の3倍超に拡大している。体験動画やレビュー投稿も相次ぎ、一部は数十万回再生を記録した。

よもぎ灸は、よもぎを丸めて特定部位に置いて燃焼させる、あるいは直接触れない形で温熱を伝える伝統的療法。近年は治療の枠を超え、体験型スペースやウェルネスカフェで気軽に利用できるサービスへと変化している。検索語も「治療」「効能」中心から、「デトックス」「体温管理」「むくみ」「内側からのツヤ」といった美容や自己管理志向へと移っている。

分析では、20~30代は慢性的な疲労や睡眠不足を背景に、単なる休息よりも回復速度を高める「能動的回復」を重視する傾向があるとされる。関係者は「サウナやカッピング、冷水浴と同様、よもぎ灸も“自分の体をリセットする空間”として受け止められている」と説明する。関連キーワードの73%が「良い」「温かい」「健康的」など肯定的な反応だった。

インターネット上では、冷え性対策の相談や、座浴と組み合わせたデート利用、両親への贈り物としての提案などの声も目立つ。伝統療法は今、若い世代の価値観に沿った体験型ウェルネス文化へと姿を変えつつある。

(c)MONEYTODAY

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