産業別時価総額グローバル1位企業の平均純利益率は、韓国1位企業のそれの2.5倍に達することが、韓国経済人協会の調べでわかった。純利益の前段階である総利益や営業利益では、これより格差が少なく、国内主要企業の研究開発費や利子、法人税負担が大きく影響しているとみられる。
収益性(売上高比利益)を分析すると、グローバル1位と韓国1位の格差は、EBIT(利子費用や法人税控除前の純利益)基準の営業利益率の段階でより広がる。平均総利益率で見ると、グローバル1位(44.7%)が、韓国1位(40.6%)の1.1倍の水準だったが、平均営業利益率では、グローバル1位(19.2%)が韓国1位(9.5%)の2.0倍になった。
韓経協は、販売費と管理費、研究開発費などによってグローバル1位と韓国1位の収益性格差がより広がっていると分析した。
韓経協のイ・サンホ経済産業本部長は「韓国企業が収益性を確保し、グローバル企業と競争して優位を占めることができるように、法人税調整、投資やR&Dインセンティブなど支援策を強化する必要がある」と強調した。
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