韓国統計庁がこのほど発表した「2023年韓国の社会指標」によると、昨年の韓国1世帯あたりの月平均消費支出額は279万2000ウォン(約31万3700円、1ウォン=約0.11円)で、1年前(264万ウォン)より15万2000ウォン増加した。
支出品目別では、飲食・宿泊(15.3%)、食料品・非主流飲料(14.2%)、交通(12.2%)、住居・水道・光熱(11.8%)の順だった。
世帯主の年代別では、40代が366万1000ウォンで最も多く、次に50代(334.5万ウォン)、39歳以下(262.6万ウォン)、60歳以上(206.3万ウォン)の順だった。
消費支出の増大するほど、余暇活動が活発になる傾向もみられた。昨年、国民の3人に2人(66.7%)が国内旅行をしており、6人に1人(15.1%)が海外旅行に行っていた。国内、海外旅行ともに30代(それぞれ76.9%、23.5%)の割合が最も高かった。
昨年の文化芸術・スポーツ観覧率は55.3%で、2019年(66.2%)よりは低い水準だが、2021年(24.1%)より2.3倍増えた。
「自分の余暇生活に満足している」と回答した割合は34.3%で、2021年(27.0%)より7.3ポイント増加した。
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