2024 年 12月 27日 (金)
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韓国青少年「結婚は必ずしなければ」は3割のみ…結婚観が10年で様変わり

(c)NEWSIS

「必ず結婚をしなければならない」と考えている韓国の青少年は、3割にとどまることがわかった。10人中6人は「結婚しなくても子どもを持つことができる」と考えており、青少年の結婚観がこの10年間で大きく変わったことがうかがえる。

韓国青少年政策研究院は14日、「2023青少年価値観調査研究」報告書を発表した。全国の小学校5年生から高校3年生の計7718人(男子3983人・女子学生3735人)を対象にアンケート調査を実施し、集計したものだ。

報告書によると、「必ず結婚は必ずしなければならない」との回答は29.5%にとどまり、2012年の調査時の73.2%から大幅に低下した形だ。特に女子学生は2012年の63.1%から18.8%にまで下がった。

「結婚すれば子どもを持つべきだ」と考える青少年は19.8%で、「結婚をしなくても子どもを持つことができる」との回答は60.6%に達した。

「男女が結婚をしなくても一緒に暮らせる」とした回答は81.3%に、「外国人と結婚できる」との回答は91.4%に達し、自由な婚姻を望む声が多くを占めた。「同性結婚を許容しなければならない」との回答は52.0%だった。

研究チームは「全体的に結婚をしなければならないと考える青少年の比率が、非常に低いことがわかった」とし、「韓国の青少年は、他人との関係よりも、自身の余暇やお金、社会的地位の重視するようになっている。そうした価値観と今回の研究結果は無関係ではないだろう」と分析した。

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