2024 年 6月 23日 (日)
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韓国陸軍が目指す「AI軍需ビッグデータ融合センター」…米軍のノウハウ取り入れ

米韓連合制兵協同渡河訓練(c)news1

韓国軍が人工知能(AI)やビッグデータなど第4次産業革命技術を活用し、軍需分野に活用する機関を構築するための準備に乗り出した。

軍当局によると、陸軍軍需司令部は最近、「米陸軍のデータ分析機関をベンチマーキングしたAI軍需ビッグデータ融合センター構築案」研究用役を発注した。この研究は契約日から5カ月間実施される予定で、今年末または来年初めに結果が出ると見られる。

軍需司令部は今回の研究の背景について「国内外で第4次産業革命とともに情報社会から融合社会へと発展している半面、軍の軍需情報化は単純な運用支援中心に成長する形態だ。データ技術と連携した新たな観点の『AI軍需ビッグデータ融合センター』組織構築と推進戦略が必要だ」と説明した。

陸軍が構築を準備しているAI軍需ビッグデータ融合センターは、軍需データ管理及び分析・活用を迅速かつ効率的に推進することを目標とする。現在、さまざまな情報体系に散在しているデータを1カ所に統合・分析し、ビッグデータを導き出す▽AIを活用して効果的な軍需支援政策を立案――という方法で運営される見通しだ。

陸軍は米陸軍の軍需データ分野専門組織である「物流データ分析センター(LDAC)」をベンチマーキングし、自軍の状況に合う組織・人材・施設などを導き出す。LDACは戦略的支援領域でハイレベルの「決断」のプロセスを支援するために、物流関連データや情報技術などを提供することを目指している。

(c)news1

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