韓国の主な防衛産業メーカーが、25日までパリ近郊のル・ブルジェ空港で開かれた世界最大の航空ショー「パリ航空ショー」に24ものブースを出し、主力商品の宣伝に力を入れた。ポーランドとの20兆ウォン(約2兆2000億円)台に上る兵器購入契約が注目を集め、引き続き欧州への売り込みを図る計画だ。
今回の航空ショーにはハンファシステム・ハンファエアロスペース、韓国航空宇宙産業(KAI)、LIGネクスワンなど大型企業だけでなく、防衛産業振興会、国土交通科学技術振興院、中小企業12社なども参加した。
KAIはポーランドに48機を輸出する軽攻撃機FA-50をはじめ、韓国型戦闘機KF-21、初めての量産を控えた小型武装ヘリコプターLAHなどを展示した。ハンファシステムはハンファエアロスペースと統合ブースを設け、初めて国産化に成功した「超小型映像レーダー(SAR)衛星」を公開した。
「宇宙インターネット」実現のために陸・海・空どこでも低軌道通信衛星と連結できる「電子式ビーム操向衛星通信アンテナ」(ESA)なども披露した。
(c)news1