
ポーランド軍備庁は1日(現地時間)、韓国の防衛企業ハンファエアロスペースからK9自走砲152台を輸入する契約を結んだと発表した。総額26億ドル(約3816億円)規模に上る。
内訳は、韓国で運用中の性能改良モデル16台とポーランド軍の要求に合わせて改良したモデル146台。2025~2027年に供給する。
ポーランドのブワシュチャク国防相も自身のX(旧ツイッター)で契約締結に言及し「ポーランドで弾薬と部品などを生産することになるだろう」と明らかにした。
ハンファエアロスペースは昨年7月、ポーランド政府とK9自走砲672台を輸出する内容の基本契約を結び、うち212台は1次輸出履行契約を締結。その後も交渉を続け、2次履行契約にこぎ着けた。
ブワシュチャク氏は「1000台以上の自走砲を保有しなければならないとの勧告を受けた」とし、追加契約の可能性も示唆している。
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