韓国銀行金融通貨委員会は16日、基準金利を年3%で据え置く決定を下した。昨年10月・11月の基準金利連続引き下げの後、再び据え置きが決定された。
長引く内需の景気低迷に加え、先月初めの非常戒厳宣布や済州航空機事故などが重なり、追加の基準金利引き下げを求める声が高まっていたが、1400ウォン台後半に達したウォン安、内外の不確実性の継続、米国の金利引き下げ停止の可能性、潜在的な家計負債リスクなどを考慮した決定とみられる。
今回の据え置き決定は市場の予想に一部で一致していた。news1の調査では、専門家6割が今月の金利引き下げを予想し、4人は据え置きを見込んでいた。また、金融投資協会の調査では、債券保有・運用に携わる関係者100人中60人が据え置きを予測していた。
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