韓国銀行が新年初の基準金利引き上げ決定とともに、従来の1.7%だった今年の経済成長率の展望値が、さらに下がる可能性があると示唆した。昨年末の経済指標が予想より悪かったためだ。
韓国経済が沈滞の前段階にある。ただ、幸いな点は第1四半期(1~3月)には改善される余地があるという希望にも言及された事実だ。
韓銀によると、韓銀は今年2月の経済展望報告書を通じて経済成長率の修正展望値を発表する予定だ。韓銀は今年の経済成長率の展望値について、昨年2月の2.5%から5月の2.4%、8月の2.1%、11月の1.7%と、下方修正を繰り返してきた。
イ・チャンヨン(李昌鏞)総裁は13日、金融通貨委員会の基準金利0.25ポイント引き上げ決定後の記者懇談会で、経済成長率が昨年11月の1.7%を下回ると予想した。昨年第4四半期(10~12月)の経済指標が予想より悪く、今年もこうした傾向が続いているが理由だ。
イ・チャンヨン総裁は「(1.7%との予想から)1カ月ほどの間に示されたさまざまな指標をみれば、成長率はおそらく、それより下回る可能性が大きくなるだろう」と指摘した。
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