2024 年 5月 14日 (火)
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韓国通信大手、通話中に4カ国語をリアルタイム通訳

(c)KOREA WAVE

韓国通信大手SKテレコムは14日、AI基盤で通話中にリアルタイムで通訳する「Aドット(A.)通訳コール」サービスを発売すると発表した。

通訳コールはSKテレコムのAドット利用者が電話をかける時、ダイヤル下段の通訳コールアイコンを押すと、韓国語、英語、日本語、中国語の中から希望する言語を選択して通訳サービスを受けることができる。

これまでは別途の翻訳アプリを利用したり、ビデオ通話上のツールを利用したりして通訳が可能だった。電話上でリアルタイム通訳ができるのは韓国初だ。

英語の苦手な利用者が海外ホテルの予約担当者と通話する時、英語の通訳コールを利用すれば、すぐAIが英語で通訳してくれる。逆に予約担当者が英語で返事しても韓国語で利用者に通訳する。

Aドット通訳コールは韓国に居住する外国人にも有用になる。韓国語の苦手な外国人が官公庁や病院などと通話する時、難しい用語や複雑な手続きなど言葉の壁による難しさがあったが、Aドット通訳コールを通じて簡単に外国語で希望する情報の入手や予約などができるようになる。

SKテレコムのAドットiPhoneを使えば、誰でも通訳コールサービスの利用が可能だ。話し相手はiPhoneを使わなくても、あるいはAドットAI電話利用者でなくても通信会社やOSと関係なく通訳電話を利用することができる。

SKテレコムAIサービス事業部長のキム・ヨンフン氏は「Aドット通訳コールサービスは通信技術とAIが融合され、言葉の壁の問題を解決できると期待される。今後も多様な言語に拡大するなど、AドットがAI個人秘書として高度化できるようよりいっそう努力する」と話した。

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