
韓国の輸出が半導体市況の回復を背景に急拡大し、初めて7000億ドルを突破した。日本との差も大幅に縮小し、2026年には「日本超え」が現実味を帯びている。
産業通商資源省によると、2025年の輸出額は7093億ドルとなり、過去最高を更新した。7000億ドルを超えたのは初めてとなる。
韓国の輸出は1995年に1000億ドルを超えた後、2000年代に急成長し、2018年には6000億ドルに到達。今回の7000億ドル突破はそれ以来7年ぶりで、世界でも6番目の達成国となった。
この結果、日本との差は過去最小水準に縮小した。2025年の日本の輸出額は7383億ドルで、差は約290億ドルまで縮まっている。
月次ベースではすでに韓国が日本を上回る局面も増えている。2025年には複数の月で日本を逆転し、2026年に入ってもその流れが続いている。
特に半導体市況の回復が大きな追い風となっている。2026年1月の輸出は658億ドルと、1月として初めて600億ドルを超え、日本を大きく上回った。
さらに3月には861億ドルと、月間で初めて800億ドルを突破し、四半期ベースでも過去最高を記録した。
輸出は一般的に下半期に伸びる傾向があることから、2026年の年間輸出は政府目標の7400億ドルを上回り、2年連続で過去最高を更新する可能性がある。
半導体を中心とした「スーパーサイクル」が続く中、韓国が1948年の建国以来初めて日本の輸出規模を上回るかが大きな焦点となっている。
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