韓国陸軍第28師団の女性幹部が日課時間に勤務地を無断で離脱し、入隊中の「防弾少年団(BTS)」のジン(JIN)に予防接種をするため第5師団の新兵教育隊を訪問した事実が明らかになった。複数の韓国メディアが報じた。
メディア情報を総合すると、第28師団の中尉(20代・女性)は今年1月中旬の午後1時30分ごろ、京畿道(キョンギド)にある部隊から自家用車で第5師団の新兵教育隊を訪問したとされる。女性幹部はこの日午後、医務室でジンに、流行性出血熱の2次予防接種の注射を打ったという。女性は帰隊後、周囲に「ジンがとても痛がっていた」と話していたという。
軍刑法第79条(無断離脱)に抵触する恐れがあり、違反すれば1年以下の懲役や禁錮に処される。国防省は現在、女性幹部を調査中という。女性幹部は疑惑を否定している。
女性幹部はこのほかにも、鎮痛薬や総合感冒薬として用いられるタイレノール(アセトアミノフェン)を新兵教育隊に流出させた疑惑も持たれている。
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