
Kビューティーが化粧品販売の枠を超え、観光産業の構造そのものを変えつつある。韓国人のように暮らし、K-POPアイドルのようなメイクやスタイリングを体験するプログラムが人気を集め、“体験型Kビューティー”が新しい観光コンテンツとして定着し始めている。
業界ではこの変化を「Kビューティー3.0」と呼ぶ。製品中心の段階を「1.0」、ブランド中心の段階を「2.0」とすれば、現在は生活体験を軸とした「3.0」段階に進んだという見方だ。業界関係者は「韓国人の日常生活やK-POPアイドルのライフスタイルを体験したいという外国人観光客の需要が急増している」と説明する。そのうえで「ビューティーと観光が融合することで、新しい付加価値市場が生まれている」と指摘した。
実際に百貨店や旅行プラットフォームは、外国人向けのビューティーパスやメイク体験商品のラインアップを拡充している。プロのヘアメイクによる“アイドル変身体験”をはじめ、パーソナルカラー診断、韓国式スキンケアレッスンなどを組み合わせたプログラムが登場している。
こうした体験型サービスの拡大の背景には、K-POPや韓国ドラマを通じて広がった韓国式美容トレンドの世界的影響力がある。
観光の形も変化している。単なるショッピング中心の旅行から、「韓国人のように過ごす1日」を体験する滞在型観光へとニーズが移りつつある。
業界は「体験型コンテンツの拡大は、化粧品の売り上げだけでなく、ホテル、飲食、エンターテインメントなど幅広い分野に波及効果をもたらす」と分析する。
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