韓国のスマートフォン市場で、アップルの占有率が昨年初めて25%に達したことがわかった。サムスン電子は1位を守ったが、占有率が少し減った。
グローバル市場調査会社カウンターポイントリサーチによると、2023年のシェアはサムスン電子が73%で1位、アップルが25%で2位だった。
アップルのシェアは2022年より3ポイント伸びた。2020年から毎年1%ずつ占有率を上げてきたが、昨年は急成長した。昨年発売されたアイフォン15シリーズが20~30代を中心に人気を獲得した効果とみられる。
アップルのティム・クックCEO(最高経営者)は今月1日、昨年第4四半期の実績発表の際に「長年のライバルであるサムスン電子の本拠地・韓国でiPhone販売量が史上最大を記録した」と誇示していた。
これにた対し、サムスン電子のシェアは前年比約2ポイント減少。フラッグシップモデルのギャラクシーS23シリーズとギャラクシーZフリップ・フォールド5シリーズは事前予約で100万台を超えたが、中低価格ラインナップの占有率下落が響いた。
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