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ドイツ西部ケルンで、慰安婦問題を象徴する少女像の展示が禁止され、韓国系の市民団体が強く反発している。
現地報道によると、ケルンのヘンリエッテ・レーカー市長が最近、市民団体が計画していた少女像展示を禁止する決定を下した。
この団体は3月8日から6月まで、ナチス記録センター前で開催予定の「忘れてはならない芸術」展示の一環として、少女像を設置する計画だった。展覧会では、第二次世界大戦やアジアでの戦時性暴力に焦点があてられる。
展示禁止決定を受け、主催団体やキュレーターらは書簡を送り、「少女像は、性暴力の被害に遭いながらも命を落とした多くの名もなき女性たちを想起させるものであり、展示禁止の理由が理解できない」と決定の撤回を求めた。
ドイツでは、首都ベルリン中心部にあるミッテ区に2020年9月25日、ドイツの韓国系市民団体「コリア協議会」の主導で少女像が設置された。しかし当局は昨年9月、像の撤去を命じている。
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