
韓国社会を揺るがした「n番部屋事件」の主犯で、性的搾取動画の制作・流布などの罪で懲役47年4カ月の刑が確定し、収監されているチョ・ジュビン受刑者(30)が、刑務所で表彰状を受け取ったと明らかにした。
慶尚北道の慶北北部第1刑務所に収監されているチョ・ジュビン受刑者は先月20日、ブログに「受賞の感想」と題する文章を掲載した。
このブログは2024年1月、代理人が開設されたもの。チョ・ジュビン受刑者が刑務所から手紙を送り、それを代理人がブログに掲載する形で運営されている。
チョ・ジュビン受刑者は次のように伝えている。
「表彰状を受け取った。大したことを成し遂げたわけではなく、3週間の教育に熱心に参加した点が評価されたものだ」
「それでもすべての受講者が表彰状をもらえるわけではなく、副賞としてカップラーメン1箱ももらえる“きちんとした賞”なので自慢する価値はあると思う。家族には家の冷蔵庫に貼っておくよう得意げに頼んでおいた」
「賞をもらうというのはとても気分がいいものだ。それは宝くじに当たるような喜びとは違う。自分の努力が認められたことから生まれる感情だからだ。言い換えれば賞は努力の結実だ。だから運の悪い人でも受け取ることができる。そして賞は、不遇で不幸な人々にとってさらに大きな力になる」
表彰状には「2026年度第1期集中人格教育基本教育を誠実に修了し、教育生の模範となった」と記されている。またチョ・ジュビン受刑者は、慶北北部第1刑務所を離れ、別の刑務所への移送準備をしているとも明かした。
チョ・ジュビン受刑者は2019年8月から2021年2月にかけ、未成年8人と成人17人の性的搾取動画を制作し、営利目的で販売・配布した罪などの罪に問われ、2021年10月に大法院(最高裁)で懲役42年の刑が確定した。2024年2月には、共犯とともに未成年者への強制わいせつ事件で裁判にかけられ、大法院で懲役4カ月が追加された。
また2019年1月から11月にかけ当時未成年だった被害者を対象に性的搾取動画を制作し性的暴行を加えた罪でも2022年9月に起訴され、2025年12月に懲役5年が追加で確定している。
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