2026 年 3月 11日 (水)
ホームライフスタイル韓国社会で進む“夜型化”…韓国人の56%がフクロウ型、睡眠時間も慢性的不足

韓国社会で進む“夜型化”…韓国人の56%がフクロウ型、睡眠時間も慢性的不足

Asleep(c)KOREA WAVE

韓国人の半数以上が夜遅くに眠る「フクロウ型」の生活パターンを示しており、平均睡眠時間も大きく不足している――こんな状況が、睡眠テック企業Asleepが世界睡眠デーを前に公開した「2026韓国睡眠レポート」で判明した。

メガ・ニュース(MEGA News)のシン・ヨンビン記者の取材によると、今回の分析は37万774人のユーザーデータをもとに実施された。2024年1月から2025年12月まで約2年間にわたって収集された実際の睡眠データを分析したもので、総測定日数は556万2192日、累計睡眠時間は2831万4309時間に達する。

レポートによると、韓国人は平均6時間39分間ベッドに横になっているが、実際の睡眠時間は5時間25分にとどまった。ベッドに横になっている時間のうち1時間以上を、眠れなかったり途中で目覚めたりした状態で過ごしていることを意味する。推奨睡眠時間である7~8時間には及ばなかった。

睡眠の質も高いとは言えなかった。分析対象となった韓国人の平均睡眠効率は82%で、推奨水準より約8%低かった。睡眠中に目覚めていた時間は平均39分、社会的時差は33分と集計された。夜間に睡眠が頻繁に途切れる「睡眠の断片化」が広く見られると分析されている。

睡眠パターンを左右する生体リズム指標である「クロノタイプ」の分析では、夜型、いわゆる「フクロウ型」の割合が56.2%に達した。世界の夜型の割合が20~30%程度とされることを考えると、かなり高い水準だ。中間型は34.5%、朝型は9.3%にとどまった。

就寝時間も主要国と比べて遅い。韓国人の平均入眠時刻は午前0時51分で、アメリカ平均(午前0時24分)、アジア平均(午前0時26分)、ヨーロッパ平均(午前0時27分)より遅かった。

眠りにつく時間は睡眠の質にも直接影響した。夜11時から12時の間に眠る場合、睡眠効率は83.8%で最も高かったが、午前3時以降に眠ると睡眠効率は76.2%まで低下した。遅い時間に眠るほど睡眠効率が急激に下がる傾向が確認された。

年齢別に見ると、夜型化は青少年と若年層でさらに顕著だった。10代の夜型の割合は85.2%で最も高く、60代以上では37.8%まで低下した。年齢が上がるほど生体リズムが前倒しになる傾向が確認された。

Asleepのイ・ドンホン代表は「韓国社会は睡眠時間だけでなく睡眠のタイミングも回復させる必要がある」とし、「睡眠を個人の意志の問題ではなく、公衆衛生の観点から捉えるべきだ」と指摘した。

(c)KOREA WAVE

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