
国際民間航空機関(ICAO)が韓国提案の機内モバイルバッテリー安全基準を採択し、4月20日から航空機内での使用および充電が全面的に禁止される。持ち込みも1人あたり最大2個に制限される。
韓国国土交通省によると、この基準は3月27日にICAO理事会の最終承認を経て、危険物輸送技術指針に反映された。これにより、国や航空会社ごとに異なっていた規定が統一され、利用者の混乱が軽減される見込みだ。
今回の措置は、2025年1月に発生したエアプサン機内火災を受けて韓国が導入した対策を、国際基準として拡大したものだ。これまで韓国では、持ち込み数の制限や機内充電の禁止、頭上収納棚での保管禁止などを進めてきた。
新基準では、容量160Wh以下のモバイルバッテリーについて、機内への持ち込みは1人2個までに限定される。さらに、バッテリー自体の充電だけでなく、スマートフォンなどへ接続して充電する行為も禁止される。
この規制は、リチウムイオン電池による発火リスクを未然に防ぐことを目的としている。実際に日本や香港、シンガポールなど一部の国・地域では、すでに同様の厳格な基準が導入されている。
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