見合いの席で見せた妻の純真無垢な姿に惚れて結婚を急いだ夫が、その真の姿を知ることになり……。韓国YTNラジオ「チョ・インソプ弁護士の相談所」で22日、こんな事情で胸を痛めている男性が登場し「一緒に暮らしたくない」と訴えた。
家庭的で純朴な女性が理想のタイプだった男性は結婚情報会社を通じて妻に会うことになった。初めて会った時、妻は誰よりも純朴で家庭的な人に見えた。結婚を急ぎ、父親の助けを受けてホテルで挙式、新婚旅行を終えて、ソウルのマンションも手に入れた。
しかし、結婚3カ月になるころ、男性は偶然、妻の携帯電話を見てしまった。「デートアプリがインストールされていて、妻はテレグラムで他の男性との性関係を暗示する対話も交わしていた。対話相手は多数。ワンナイトも一度や二度ではなかった」と男性は明かした。
男性は「式は挙げたが、婚姻届は出していない。結婚をなかったことにしたいし、結婚式費用も返してもらいたい。可能だろうか」と尋ねた。
出演した弁護士は「事実婚関係は当事者一方の意思、すなわちどちらか一方が一緒にいたくないと言えば解消される」と説明。「事実婚でも配偶者が不貞行為を犯した場合、その相手方に慰謝料請求もできる」と話した。
結婚式の費用を返してもらえるかについては「結婚式費用や結婚準備過程で支出した結納などは請求対象にならない」と述べた。
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