日本の植民地支配に抵抗した「3・1独立運動」（1919年）記念日の翌日だった今年3月2日、韓国で旭日旗などを掲げた60代男性に暴行を加えたとして、殺人未遂と特殊傷害の罪に問われた40代の脱北者に対し、議政府地裁はこのほど、懲役3年を言い渡した。
ニュース1によると、脱北者は3月2日午後、京畿道坡州市の市場で飲酒したあと、旗を持って歩く男性を見かけた。一つは旭日旗、もう一つは日本語で「ありがとう、朝鮮人」などと書いた旗だったため、脱北者が「あなた親日派なのか、何をしているのか」と尋ねると、男性は「おい、この朝鮮人野郎」と言い返した。
脱北者はこれに激怒し、男性の頭をレンガでたたきつけ、全治6週間のけがを負わせた。
裁判は被告の要請により国民参与裁判で開かれた。評決の結果、陪審員9人のうち4人は殺人未遂有罪、5人は無罪の意見だった。一方、5人の陪審員は、特殊傷害罪は有罪と評決した。量刑に対する意見は懲役7年が2人、懲役5年が2人、懲役3年が4人、懲役2年6月が1人の意見が出た。
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