韓国の同徳(トンドク)女子大学に合格した娘を祝福する父親がSNSに投稿したところ、一部のネットユーザーから心ない悪質なコメントが寄せられた。これに対し、多くの人々が父親と娘を応援する声を上げている。
あるSNS利用者が13日、娘の同徳女子大学合格通知書を投稿した。この父親は投稿で「3年間努力した結果が出た。妻や兄弟、そして周囲の皆さんに感謝したい」と喜びを伝え、「娘がこれから好きな音楽を思う存分楽しめるよう願っている」と娘への期待を表明した。
しかし、この投稿には「同徳女子大学は間もなく地方の低評価大学と同レベルになる」「この学校に進学するのは不利だ」「他の学校に行くべきだ」といった偏見に満ちたコメントが寄せられた。さらに「フェミニズム大学」などと揶揄する声も見られた。
一方で、こうした悪質なコメントに対し、多くのユーザーが反発し、父親と娘を応援する投稿が相次いだ。「他人の幸せに水を差すべきではない」「娘さんの努力を祝福します」「音楽大学の競争率を考えると素晴らしい成果だ」といった励ましの声が寄せられている。
同徳女子大学では、最近、男女共学化をめぐる議論が巻き起こっている。一部の学生は共学化に反対し、学校側に対して完全撤回を求める抗議活動を展開している。これにより、同徳女子大学に対する社会的評価が揺れ動いているとされる。
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