パリ五輪バドミントン女子シングルスで韓国に28年ぶりの金メダルをもたらしたアン・セヨン選手(22)が、同国のバドミントン協会から冷遇されているのではないかという疑惑がネットユーザーの間で持ち上がっている。協会の公式フェイスブックにアン選手の金メダル写真がないからだ。
協会公式フェイスブックには「バドミントン女王、パリで頂上に登り、ロマンエンディング」と掲載されている。アン選手の金メダル獲得を祝うものだが、決勝で中国選手を2対0で破ったことを示すグラフィックがあるだけで、肝心の選手やメダルの写真がないことから疑問の声が上がった。
アン選手は金メダルを取った後、協会の選手管理を批判し「代表チームで活動を続けるのは難しい」と述べ、個人の資格で国際大会に出場する意向を示唆した。これが「協会の冷遇」という指摘につながっている。
アン選手が準々決勝、準決勝で勝った時には写真が掲載されていたからなおさらだ。
ネットユーザーたちは協会批判を展開。「大人なら大人らしく行動せよ」「若い選手が金メダルの喜びもそこそこに声を上げた。どれだけの決意だったと思うか」などとコメントしている。
協会は公式インスタグラムアカウントにアン選手の金メダル写真をアップしたものの、ネットユーザーの批判は収まっていない。
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