韓国で今夏、海外旅行を予定している人が前年より2倍近く増えたという調査結果が出た。
HRテック企業インクルートによると、成人男女835人を対象に海外旅行を含めた今夏の休暇計画を調査した結果、回答者の20.0%は「はっきり決まった計画がある」と答え、60.1%は「計画はあるが日程や場所、コンセプトなどが変わる可能性がある」と答えた。
夏休みの計画があると答えた人たちに「どのような計画があるのか」と尋ねると、▽海外旅行(43.5%)という回答が最も多かった。続いて▽国内旅行(30.9%)▽ホカンス(14.5%)などの順だった。
昨年5月に同じ内容で実施した調査では、国内旅行は56.3%、海外旅行は23.6%だった。海外旅行の割合が昨年より19.9ポイント、約2倍近く増えたのだ。
新型コロナウイルス感染のパンデミック時期である2020年の調査(8.7%)と比べると、34.8ポイント増となる。これはマスク着用と隔離義務が解除されるなど、今年に入って新型コロナウイルス感染関連規制が大幅に緩和され、これまで抑えられていた海外旅行需要が急増したことが主な原因と分析される。
海外旅行を計画した回答者にどこへ行くかを尋ねると、▽日本(23.0%)▽ベトナム(21.0%)▽タイ(13.7%)▽欧州(10.3%)などの順だった。
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