2024 年 11月 26日 (火)
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韓国気象庁が「水爆弾」警告…損害保険会社は「非常対応チーム」

イメージトゥデイ(c)KOREA WAVE

韓国気象庁が、この夏はこれまで経験したことのない「水爆弾」(ゲリラ豪雨)が降る可能性があるとして警報を発令したことを受け、損害保険会社も車両の浸水被害などに備え「非常対応チーム」を稼働させている。

気象庁はソウル・京畿(キョンギ)地域の7月の予想降水量は平年より多い確率が50%だと見ている。

これに対し、DB損害保険は非常対応体系を運用している。全国156カ所に計6703台を収容できる車両保管所を確保し、危険地域の車両避難通知も実施する。

KB損害保険は損害発生の程度によって非常対応段階を細分化した。事前段階では浸水が懸念される地域の客に車両待避を案内し、浸水予想地域のパトロールで確認された危険車両は「緊急待避通知システム」に登録する。同システムは、集中豪雨、台風などによる車両浸水と高速道路内で2次事故の危険にさらされているドライバーに迅速に避難案内を提供するサービスだ。

問題が生じた際は、待機中の非常支援インフラを災害地域に全て投入し、被害を最小化させる。必要に応じて被害地域に補償支援人材を追加投入し、迅速な補償業務が遂行できるよう非常キャンプ地を確保し、対応するというのがKB損害保険の計画だ。

サムスン火災も本格的な梅雨に備え、車の浸水被害を減らすために「浸水予防非常チーム」を運用している。同チームは、集中豪雨による緊急事態発生時、客の同意の下、官公庁と協力して浸水危険車両を安全な場所に移動させたり、危険地域の事前浸水予防活動を実施したりしている。

非常チームは今年、さらに万全の準備をしている。低地帯など常習浸水地域93カ所、河川敷駐車場281カ所など全国374カ所以上の浸水予想地域リストをアップデートし、協力業者別にパトロール区域を決めて随時確認するという。

(c)KOREA WAVE

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