
かつての兵役忌避疑惑をはじめ、たびたび世間を騒がせてきた韓国歌手MCモンが、再び論争の渦中に立たされた。今回は、自宅にアドルフ・ヒトラーの肖像画を飾っていたことがSNSを通じて明らかになり、強い非難を浴びている。
MCモンは最近、自身のインスタグラム・ストーリーに、歌手カドガーデンの楽曲「ホーム・スウィート・ホーム」をBGMに、自宅の階段を写した写真を投稿した。だが、その写真の階段の奥の壁に、第二次世界大戦を引き起こし、ユダヤ人大量虐殺の責任者である独裁者ヒトラーの肖像画が掛けられていた。
これを目にしたネットユーザーたちは、「目を疑った」「正気か?今どんな状況か理解できていないのか」「わざと炎上しようとしてるとしか思えない」「公共の人物としての責任感が欠如している」といった怒りのコメントを殺到させた。
批判が拡大する中、MCモンは特に釈明しないまま、自身のSNSを非公開設定に変更した。
MCモンは過去に兵役忌避疑惑で事実上、放送界から退き、2023年にはピアクグループのチャ・ガウォン会長と共に音楽レーベル「ONE HUNDRED」を設立し、プロデューサーとして復帰していた。
しかし2025年6月には同レーベルの業務から外れ、その後突然「留学」を発表。「極度のうつ状態と健康悪化により音楽活動が困難だった」として、「長く音楽を続けるため」と説明していた。
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