2026 年 1月 28日 (水)
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韓国検察が押収した700億ウォン相当のビットコイン消失…フィッシング被害で流出

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韓国・光州地検が犯罪収益として押収・保管していたビットコインが、フィッシング被害によって流出していたことが明らかになった。対象は、海外違法賭博サイト事件で没収が確定したビットコインとみられ、被害額は約700億ウォン(約77億円)に上ると推定されている。

検察は2025年6~7月ごろにビットコインの消失に気づかず、同年12月に状況を把握。詐欺サイトに接続した際のフィッシング攻撃で管理中のビットコインを奪われた可能性が高いとみている。光州地検は全国で最も多くの押収ビットコインを保有していたという。

事件の発端は2022年12月、光州警察が違法賭博サイト運営に関与した被告を逮捕したことに遡る。被告は父と共謀し、2018〜2021年にタイでビットコイン2万枚超を受け取って賭博サイトを運営。警察は資金洗浄の情報をもとに捜査し、国内に持ち込まれた約1800枚のうち320枚を押収したが、残りの1476枚(約1000億ウォン相当)は第三者に不正アクセスされ、消失した。

被告は1審で懲役5年、控訴審では2年6月の判決を受け、2024年にはビットコイン320枚の没収が命じられた。上告の末、2026年1月に判決が確定する直前、検察が押収物を再確認する過程で流出が発覚したとされる。

被告は「捜査機関が横領した」と主張し、これを受け光州警察庁が家宅捜索されたが、不正は認められず虚偽告訴と判断された。関連裁判は2月6日に光州地裁で開かれる。検察は失われたビットコインの回収に向けて捜査を続けている。

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