韓国文化体育観光省はこのほど、2024年の観光分野の政府予算案として1兆3664億ウォン（約1512億円）を編成したと発表した。2023年比1325億ウォン（10.7％）増加し、政府支出増加率（2.8％）を大きく上回った。
今年に続き「2024韓国訪問の年」マーケティングに178億ウォン（78億ウォン増額）を投入し、仁川（インチョン）空港内にK-観光・カルチャーゾーン（30億ウォン）を設置するなどして歓迎ムードを醸成する。
海外主要25都市で大規模な「K-観光メガロードショー」（76億ウォン）を開催する一方、訪韓需要が高いと予想される新興・潜在市場を対象に戦略的訪韓観光マーケティング（40億ウォン）を推進する。
K-POP、K-ドラマなどK-コンテンツを活用した韓流観光と、K-スポーツを融合させたスポーツ観光をさらに活性化（39億ウォン）する一方、世界的水準の医療とK-ビューティー熱を活用して医療ツーリズム市場を先取りできるよう支援（125億ウォン）する。
また、本格的に始まる南部圏広域観光開発事業（278億ウォン・223億ウォン増額）など地域主導の観光コンテンツ発掘と開発を支援し、島観光活性化（52億ウォン）など独創的な魅力がある地域資源を発掘・育成する。
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