韓国政府はクルーズインフラの拡充を通じて今後、年間100万人以上を国内に呼び込みたい考えだ。
文化体育観光省と海洋水産省は「クルーズ観光を通じた地域観光・沿岸経済の活性化」を掲げ、2027年までに、▽訪韓クルーズ観光客年間100万人▽観光客消費支出年間2791億ウォン――を達成するため、以下の戦略を推進する。
まず、全羅北道沿岸のセマングム新港クルーズ埠頭の開場(2026年)、墨湖港国際旅客ターミナルの着工(2026年暫定)など新規港湾基盤施設を拡充する。全国貿易港のクルーズ寄港条件を調査し、3カ所の沿岸クルーズとエクスペディションクルーズ寄港地の開発を推進する。
また、観光客の満足度を高め、周辺地域を活性化するために、▽クルーズターミナルの運営時間延長▽チャク市場(ポップアップマーケット)運営▽24時間無人両替機などの便宜施設や、ターミナルと周辺地域間の無料循環バス拡充など、既存基盤施設を改善する。観光客を戦略的に誘致するため、7大寄港地の特色を盛り込んだテーマブランドも構築する。
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