2026 年 4月 10日 (金)
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韓国政府、海軍作戦司令部にAXを要請…「K-パランティア」を生み出せるか?

国家人工知能戦略委員会のイム・ムニョン常勤副委員長=科学技術情報通信省(c)KOREA WAVE

韓国政府が海軍・海兵隊の人工知能転換(AX)拠点を中心に、民・軍協力体制の構築に乗り出した。

メガ・ニュース(MEGA News)のイ・ナヨン記者の取材によると、韓国国家人工知能戦略委員会のイム・ムニョン常勤副委員長は8日、釜山の海軍作戦司令部で海軍・海兵隊のAX加速化に向けたハイレベル懇談会を実施した。

今回は「大韓民国AI行動計画」の実行に向けた軍作戦部隊への初の現地訪問として進められ、イム・ムニョン氏をはじめ、シム・スンベ国防・安保分科長、クァク・グァンソプ海軍作戦司令官職務代理中将、イ・ヨンテ海軍本部情報化企画参謀部長らの高官が出席した。

懇談会では、最近のAIの発展による戦争様相の変化と海軍の対応方向について議論が進められた。

イム・ムニョン氏は「最近の戦争では、指揮統制体系やドローンを中心にAIが融合され、意思決定と攻撃が高度化している」と述べた。

また、海軍がこうした変化に遅れないための方法論も共有された。まず、海軍・海兵隊のAX拠点を中心に、情報・作戦・兵站などの軍ドメイン専門家と民間AI専門家が協力し、新たな作戦遂行方式と兵器体系を企画・開発・発展させる必要があると強調した。

さらに、米コンピュータソフトウェア・サービス「パランティア」のような企業を生み出すために、AX拠点に優秀な軍ドメイン専門家を多数配置し、企業と協力できる環境を整える必要があるとも付け加えた。イム・ムニョン氏は、米国・イラン、ロシア・ウクライナ戦争で効果が実証されたメイヴンスマートシステム(MSS)が、グーグルやパランティアなどの民間AI企業と軍の情報専門家の協力の成果である点を例として挙げた。

加えて、海軍・海兵隊のAX拠点を中心に、無人システム専用の海上実験場の構築・運用を求めた。米海軍のAI・無人システム専任部隊TF-59が民間企業と海上実験を繰り返しながら運用概念を発展させている事例を示し、韓国の造船海洋およびAI産業の力を結びつければ、より高い成果を上げられると強調した。

委員会は「政府レベルの力量をAX拠点に集中させ、海軍と海兵隊が領海はもちろん、主要海上交通路において我が国の経済的利益を守るためのAI基盤の先端戦力を備えられるよう支援を惜しまない」と述べた。

(c)KOREA WAVE

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