韓国政府は、多胎妊娠（2人以上を同時に妊娠すること）すれば胎児1人につき100万ウォン（1ウォン=約0.1円）ずつ妊娠・出産医療費バウチャーを支給し、三つ子以上の出産家庭を対象にしたヘルパー支援期間を最大40日に拡大する。また、卵子の凍結保存を活用した生殖補助医療の費用を一部支援する。
保健福祉省などがこのほど、こうした支援策を発表した。
現在、1人妊娠なら100万ウォン、多胎妊娠なら一括140万ウォンのバウチャーを支給している。これを胎児当たり100万ウォンずつに拡大する。
また、妊娠で勤労時間短縮を申請できる期間を現行の「妊娠9カ月以降」から「8カ月以降」に拡大する。多胎出産した妊婦は回復に時間がかかるため、配偶者の産休期間も10日から15日（週末を含めて最大21日）に広げる。
また、2024年から三つ子以上の多胎児家庭に対する産後調理ヘルパーの支援期間を、従来の25日から最大40日に拡大する。支援人員も新生児数に合わせて3つ子は3人、4つ子なら4人のヘルパーを支援する。
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