韓国国防省と兵務庁、文化体育観光省などの関係省庁は今月中に、タスクフォース(TF)を設置し、公平性に関する問題が浮上している芸術・体育要員に対する兵役特例制度を原点から再検討する。年内に兵役特例制度の改善案を発表する。
TFは体育・芸術要員だけでなく、専門研究・産業機能要員、公衆保健医師など、兵役特例の全分野にわたり公平性に問題がないかを調べる。
兵役特例は▽オリンピックやアジア競技大会、国際コンクールなど大会で入賞した体育・芸術要員▽国家産業発展目的の専門研究・産業機能要員▽公共医療分野で服務する公衆保健医師――などに分かれる。
兵役特例騒動は以前から提起され続けてきた。最近、グループ「防弾少年団(BTS)」のメンバー全員が入隊し、再び公平性の問題が膨れ上がっている。
体育要員もまたオリンピックやアジア競技大会で種目が多様化し、エリート体育に対する批判の声が大きくなっている。現規定どおり兵役特例恩恵を与えることが正しいのかに対する疑問が出ている。
(c)NEWSIS