2024 年 11月 28日 (木)
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韓国山林庁、メタバースの山火事被災地復旧イベントが話題に

山林庁とフィンテック専門企業ドゥナム、韓国森林福祉振興院がメタバースで進めているイベントに参加者らが殺到している(写真提供=山林庁)©MONEY TODAY

韓国山林庁がブロックチェーン・フィンテック専門企業ドゥナム(Dunamu)や韓国森林福祉振興院とともに推進している「拡張仮想世界(メタバース)基盤(プラットフォーム)を利用した植樹イベント」が大ヒット行進を続けている。

山林庁によると、今回の行事は最近発生した慶尚北道(キョンサンナムド)地域の大規模山火事の被災地を、仮想世界空間であるドゥナムのメタバースプラットフォーム「セカンドブロック」で再現している。

参加者はこの仮想の森に入場した後、案内に従ってシャベル、手袋など植樹に必要なアイテムを収集し、仮想の木を1本植える。仮想の世界で植えられた木は慶尚北道蔚珍(ウルジン)や江原道(カンウォンド)江陵(カンヌン)や三陟(サムチョク)など、実際の山火事被害地域に木2本が植えられ、山火事被災地の復旧に間接的に参加することになる。

このイベントは21~25日、ホームページで毎日1000人ずつ、先着順で参加できる。22日には午前10時に仮想の森が開かれる前から大勢の参加者が待機し、開始40分ですべてが終了した。

同日の接続者は8100人に達し、「仮想世界でも並ぶ秩序の民族だ」「ソーシャルディスタンス2メートル守ってください」など、ウィットに富んだコメントでイベントが盛り上がった。

山林庁山林資源課のチョン・ドクハ課長は「今回、メタバースを利用したイベントの参加者が爆発的に増加し、MZ世代も多くの関心を見せている。被災地復旧元に参加しようとする国民が多く、メタバースに対する関心が高いため、さらに拡大していく」と述べている。

©MONEY TODAY

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