パリ五輪の女子アーチェリー3冠を達成した韓国代表のイム・シヒョン選手に対し、ユーチューブチャンネルがインタビューで外見に関する質問を投げかけたとして、不適切との批判が上がっている。
ユーチューブチャンネルSUBUSU SPORTS「チャッタビュー」が先月27日、「イム・シヒョン選手の『負けた理由が私にあるなら』」というタイトルのショーツ映像を掲載した。
映像にはイム・シヒョン選手と短いインタビューが収められていた。インタビューの途中、チャッタビュー側は「あごに弓の痕があるが……」という質問を投げかけ、イム・シヒョン選手は「着色してしまった」と答えた。これに対し、チャッタビュー側が「施術するつもりは」と尋ねると、イム・シヒョン選手は「引退してから、しなければならないでしょう」と答えた。
このインタビュー映像が公開された後、波紋が広がった。
あごに弓の痕があると言って施術可否を尋ねるのは「容貌の指摘」といえる。にもかかわらず、イム・シヒョン選手に質問をしたことに対して数多くのネットユーザーがコメントで指摘したのだ。
特に、アーチェリー男子のインタビューでは、外見に対する質問が出なかったことから、性差別的発言だというのが大方の見方だ。
チャッタビュー側は特別な立場を明かしておらず、イム・シヒョン選手のインタビューも削除されていない。
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