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韓国の女優ハ・ジウォンが2020年に購入したソウル市城東区聖水洞(ソンドング・ソンスドン)のビルが約41億ウォン(約4億5100万円)も値上がりした。
不動産仲介会社によると、ハ・ジウォンは2020年3月、聖水洞2街にある地下1階・地上8階建てのビル(敷地面積258平方メートル、延べ床面積998平方メートル)を100億ウォン(約11億円)で買い入れた。
名義は家族が経営する法人名義で、ハ・ジウォンの母親が代表を務め、ハ・ジウォン自身も取締役に名を連ねている。
購入資金のうち75億ウォン(約8億2500万円)程度は融資を受けて調達し、自己資金は31億ウォン(約3億4100万円)ほどと見られている。
当時は空室率が高く、収益性を懸念する声もあったが、聖水洞はソウルでも有数の人気商業エリアへと変貌し、不動産価値が急上昇。推定相場は141億ウォン(約15億5100万円)と、購入時より約41億ウォンの値上がりしているという。
現在は建物上層階をハ・ジウォンの会社の事務所として使用し、その他のフロアには飲食店やオフィスが入居している。
不動産仲介会社は「聖水洞の商圏は2020年とは全く異なり、現在は空室率の心配がほぼない。地価上昇の可能性があるエリアで自ら使用するため購入したのは優れた投資判断だった」と評価した。
(c)news1