韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領の妻キム・ゴニ(金建希)氏は3日、江原道江陵市を訪れ、買い物をしながら江陵山の大規模な山火事で被害を受けた地域の商店主らを激励した。キム・ゴニ氏は笑顔で市場での記念撮影に応じ、指でハートを描いた。
キム・ゴニ氏は「バイバイプラスチック」と書かれたTシャツに黄色いスカーフ、ジーンズ姿だった。市場を回りながら、6万ウォン(約6570円)分の生イカ刺し身、桃とスイカ各5箱、ジャガイモ餅などをオンライン商品券や現金で購入した。
キム・ゴニ氏が「最近の景気はどうですか」などと質問すると、青果店の社長は「山火事で観光客が減って大変だったが、最近は少し良くなっている」と答えた。すると、キム・ゴニ氏は「お店の宣伝になるよう記念撮影をしましょう」と提案し、カメラに納まった。
その後、キム・ゴニ氏はヌルデ(ヤマボウフウ)、ファンテチェ(干しダラの千切り)、トウモロコシなど、おかずや特産品を購入し、市場を訪れた市民らとあいさつを交わし、握手した。
市場を訪れる前、キム・ゴニ氏は江陵市の鏡浦海水浴場で学生ボランティアとともに、ごみや廃プラスチックを拾い、清掃活動に汗を流した。こうしたボランティア活動は釜山や大邱などに続き今回が5回目だ。
キム・ゴニ氏は「プラスチックが海に流入すれば、環境と動物に非常に危険だ。エコバッグ使用など誰もが日常の中で簡単に実践できる生活習慣を育てよう」と話していた。
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