2024 年 12月 21日 (土)
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韓国大企業の雇用「期間制」が18%増…正規職1%増

11月15日午前、ソウル・世宗大路交差点を横切る市民ら(c)NEWSIS

韓国の大企業で、正規職が1%増えるのに対し、雇用期間が決められた「期間制」は18%増加するなど、雇用の質が変化していることがわかった。同期間、役員の数は3.6%増加している。

企業分析研究所「リーダーズインデックス」が韓国の大企業352社について雇用人員の変化を分析した結果、全体の雇用は昨年末の段階で132万9271人だったのが、今年9月末には135万8356人と2万9085人(2.2%)増加した。

うち正規職は123万5155人から124万8998人に1万3843人(1.1%)増だったのに対し、期間制は8万2744人から9万7573人に1万4829人(17.9%)増えた。同期間、役員数は1万1372人から1万1785人に413人(3.6%)増加した。

こうした傾向は銀行で最も顕著に表れた。13行のうち、韓国スタンダードチャータード銀行を除く12行が正規職を減らし、期間制を増やした。また、自動車部品でも正規職が大幅に減少し、期間制が増えた。正規職・期間制ともに増加したのはIT・電気・電子業種だった。

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